こんにちは、シーズです。
出雲大社の神在祭はじまりの神事、「神迎祭(神迎神事)」へ参加してきました。
神在祭は、年に一度八百万の神々が出雲大社に集まり会議を行います。
2025年は「11月29日夕刻~12月6日夕刻まで」開催されていますので、今年行きたい方はまだ間に合いますよ!
この記事は11月29日に稲佐の浜で行われた「神迎祭(神迎神事)」に実際に参加した感想です。よければ最後までお付き合いください。
神迎祭(神迎神事)のレポ
神迎祭(神迎神事)とは、全国の神々をお迎えする神事です。神々を稲佐の浜でお迎えした後、龍蛇神様が先導されて出雲大社へ向かい、拝殿で奉迎されます。
一畑電車で松江⇒出雲大社へ移動
旅行の手配が遅れて、出雲のホテルが取れなかったので松江のホテルを予約しました。ホテル近くの駐車場にレンタカーを置き、チェックインをしてから出雲へ向かいます。
一畑電車「松江しんじ湖温泉」から乗車。出雲大社前までは片道900円。一畑電車の一日乗り放題券と往復料金が一緒だったので、もし途中で「島根ワイナリー」とか寄る方は一日券の方がお得になります。

途中、「川跡」駅で乗り換え。乗り換え案内のアナウンスはしっかりされて、人の流れについていくだけなので迷わなかったです。

17時ごろ「出雲大社前」着
出雲大社の前にある「神門通り」は稲佐の浜や出雲大社へ向かう車で渋滞していました。人通りも多いですが、想像していたより人混みはマシでした。お正月の伊勢神宮より全然空いてます。

稲佐の浜で「神迎祭(神迎神事)」がはじまるのを待つ
出雲大社前駅から歩き、17時45分ごろに稲佐の浜に着きました。日がたいぶ落ちて、人がどんどん集まり始めています。御幣授与所で「神迎御幣」をいただきました。

弁天島の大岩にお参りして、神迎祭がはじまるのを待ちます。
この日は天気がよく、気温も10月並みのあたたかさで、防寒具はもってきたけど使いませんでした。レジャーシートを敷いて座って待っていましたが、18時半を過ぎると、あとから来た人たちが無理やり前に進もうと押してきて危ないので、途中でレジャーシートはしまい立って待ちました。
いよいよ夜7時「神迎祭(神迎神事)」がはじまる
開始時間直前、「わあ~!!」という歓声のあと、「流れ星みた?!」という会話が聞こえてきました。私は流れ星見逃しました。見た方はおめでとうございます。
神迎祭はじまったけど、私がいた場所からは何をしているのか見えなかったです。近くにいた女性が「見えなくても波の音を聞いて、神様がやってくるのを感じるんだよ」って教えてくれたので、私も波の音に耳を澄ませました。霊感がある友達のAちゃん曰く、神迎祭がはじまると「あたたかい感じがした」とのこと。
神迎祭(神迎神事)は見るものではなく、感じるもの。
なるほどね。。。
稲佐の浜での神事のあとは、神迎御幣を手に持ち、出雲大社へ神々が移動する列についていきます。暗い中一斉に人が動くので、かなり危険でした。前が進まないのに、後ろの人が押してくるので将棋倒しが起きたらどうしようと心配になりましたが、なんとか無事に出雲大社までたどり着くことができました。
出雲大社の拝殿で奉迎が始まる音を少し聞いてから帰りの電車に向かいました。
人が溢れ大混雑の一畑電車

無事に神迎祭(神迎神事)に参加できましたが、帰りが大変なことに。今年は例年の3倍以上の人が集まっていたようで、帰りの電車に乗ろうと出雲大社前駅に行くと、駅舎に入りきらないぐらい人が溢れかえっていました。電車は終電まであと2本しかないので、みんな「我先に!」と言わんばかりに押し合いでした。さっき、神様を迎えたばかりなのに、人間の浅ましい戦いが繰り広げられました。
わたしもAちゃんも松江に戻れない可能性があり、かなり焦りました。タクシー会社に電話してもつながらないし、電話がつながっても配車までに1時間以上待ち。そして「松江までは行きません。電鉄出雲市駅までなら手配できます。」と言われました。
あまりの混雑っぷりに、一畑電車は急遽22時10分?に臨時列車「川跡」行きを1本追加するとアナウンスが入りました。そのあと、私達はなんとか21時44分の列車に乗車。電車に乗ってみると、朝の東京メトロ東西線ほどギュウギュウではなかったです。普段、満員電車乗らない人たちばかりで詰め方を知らないんだろうなーという感じ。乗り換えの川跡駅からは松江しんじ湖に向かう人と、電鉄出雲市に向かう人で分散されたので、途中からは電車内そこまで混んでいませんでした。
23時ごろ、無事に松江のホテルに戻ることができました。
感想
混雑故のトラブルはあったものの、年に一度しかない貴重な神迎祭を実際に見ることができ、本当に一生に一回あるかないかのいい経験ができました。神様たちのパワーはすごい。
神在月の出雲大社へ行く準備、計画はお早めに!
もし来年2026年の神迎祭へ行ってみたいという方や、神在月の出雲大社へ旅行を考えている方は早めにホテルの予約を!特に神迎祭は夜9時ごろに終わり、帰りの電車や道路は大変混雑します。
宿泊先を探す際は
・出雲大社から徒歩圏内
・電鉄出雲市駅周辺
がいいと思います。宿泊先は立地優先で、予算は多めに取りましょう。
予約できなかった場合は、玉造温泉、松江周辺で探して、神迎祭後は速やかに駅に向かうのがいいと思います。
レンタカーや自家用車で行くのであれば、
・早めに到着して駐車場を確保する
・アキッパやタイムズbで駐車場を予約する
ことが必須です。
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予約・手配が遅いと、どれだけ大変なのかは下記の記事をご覧ください。
トイレ事情
トイレは駅やお店のトイレを借りるか、少し離れた公衆トイレへ行くしかないです。
仮設トイレは見かけませんでした。見つけたら早めに行っておきましょう。
留意点
【必要な持ち物】
・折り畳み椅子
⇒レジャーシートでもいいけど、座っていると後から来た人に蹴られたりするので折り畳み椅子で高さがあった方がいいです。
・防寒具
・ビニール袋(稲佐の浜の砂を入れる用)
・足元は砂がついてもいい服装、靴にすること
・ライト(足元暗いのであれば安全)
【小さなお子様は連れていかない方がいい】
理由は暗い人混みで押されたり危険だからです。残念ながら、周りへ配慮しない人が多く、身長160センチある大人の私でも怖いと感じる場面がありました。。神迎祭がはじまると、照明を消して真っ暗になりますので暗いのが苦手な子は特に連れていくのはやめた方がいいです。明るい時間の出雲大社を参拝された方がいいと思います。
【マナーは守ろう!】
当たり前のことですが、近隣住民の方の迷惑にならないようにしましょう。路上駐車、ごみの放置(レジャーシートで場所取りして、そのまま誰も現れず、レジャーシートがごみになっていたのを見かけました。)、移動はお静かに!!
最後に
県外から神在月の出雲大社参拝をするのであれば、とにかく早めに予約や手配をすることが大事です。あとは混雑していても、焦らない、余裕のある行動を心がけてほしいです。安全に楽しみましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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